Sony Xperia Z5シリーズのデュアルモデルを前のモデルなど色々比較してみる話
Z5の発表以来、デュアルSIMモデルは出るのかしら、出ないのかしらと待っていました。
結局出るようですね!Z5 Dualと Z5 Premium Dualとのこと。(追記!ようやくPremiumのDualモデルが出てますね!訂正しました)
ちょっと比較してみましょうか。Z3 Dual、Z3+ Dual、Z5 DualとZ5 Premiumと気になったところを比べてみましょうか。どう進化したのかが見られるかも!そうそう。Z3+は国内ではZ4と言われますが、すぐに熱くなる&重たいのだそうです。あらら。
なお、書いている途中で気づいたのですが、2015年10月現在、エクスパンシスで取り扱っているZ3 DualはZ3 Dual TDでD6683という機種のようです。これ、どうもSIM2もLTE対応なのかもしれない。
ディスプレイのサイズ、本体の大きさ、重さ
Z3 | Z3+ | Z5 | Z5 Premium | |
ディスプレイのサイズ | 5.2インチ | 5.2インチ | 5.2インチ | 5.5インチ |
本体の大きさ | 146.5 x 72 x 7.3 mm | 146.3 x 71.9 x 6.9 mm | 146 x 72 x 7.3 mm | 154.4 x 76.0 x 7.8 mm |
重さ | 152g | 144g | 156.5g | 181g |
こうしてみると、Z3+の薄さ・軽さが際立ちますね。Z3とZ5は大きさはほぼ変わらず(むしろZ5が小さい)、大きさもあまり変わらないのですね。
なお、Z5 Premiumは4K表示が可能です。
バッテリー
Z3 | Z3+ | Z5 | Z5 Premium | |
容量 | 3100 mAh | 2930 mAh | 2900 mAh | 3430 mAh |
最大待受時間なんですが、なんか比較する条件が変わったんでしょうか。Z3が890時間でZ5が2日間とか。GSMでの待受かLTEでの待受か、とかいろいろありそうなので今回はカットすることにしました。
Z3、Z3+、Z5と進化するたびに容量が減ってきていますね。内部の効率が良くなったということなのでしょうか。
CPU・RAM、内部ストレージ、SDカード
Z5 PremiumはシングルSIMモデルで書いています。
Z3 | Z3+ | Z5 | Z5 Premium | |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 801 Adreno 330 GPU Quad Core 2.5 GHz |
Qualcomm MSM8994 Snapdragon 810 (MSM8994) Adreno 430 GPU 64bit Octa Core 2.0 GHz Quad + 1.5 GHz Quad |
Qualcomm Snapdragon 810 (MSM8994) Adreno 430 GPU 64-bit Octa Core processor 2 GHz/1.5 GHz |
Qualcomm Snapdragon 810 (MSM8994) Adreno 430 GPU 64-bit Octa Core processor 2 GHz/1.5 GHz(?) |
RAM | 3GB | 3GB | 3GB | 3GB |
内部ストレージ | 16GB | 32GB | 32GB | 32GB |
SDカード最大容量 | 128GB | 128GB | 200GB | 200GB |
なお、SDカードのサイズはマイクロSDカードです。
こうしてみると、Z5とZ5 Premiumの頭脳は全く同じ、しかもZ3+とも一緒と見られます。
Z3+(Z4)って、発熱で有名だったんですが、Z5とZ5プレミアムでも全く同じSnapdragon810じゃないですか・・・。対処できたのでしょうか・・・。一抹の不安が残ります。
デュアルSIMの扱い
いずれも、SIMのサイズはナノSIMです。
SIM2がLTE対応になっているかどうかが問題です。もちろんSIM2もLTE/3Gでスタンバイできるようになればますます使いやすいのですが。
いずれもSIM1 SIM2という書き方がなくなっていて、SIM1もSIM2もLTEに対応しているのでしょうか。あれ?Z3も!?あー、今回私が見てるの、Z3 Dual TDで番号がD6683だ!前回見たものとは違う!
エクスパンシスのZ3+には、
当製品は、4G、3Gの同時待ち受けはできず、SIM2は日本では対応していない2Gのみ対応となります。海外では、2Gに対応している国では、SIM1とSIM2での着信待ち受けは同時にできますが、片方のSIMが通信中になっている場合は、もう一方のSIMは留守電となります。発信やデータ通信はどちらか一方のSIMのみで行いますが、前述したとおり、片方のSIMでは3G/4Gの待ち受けが可能ですが、もう一方は2Gでの待ち受けになります。
と書かれていています。
ちょっと!
もしも、ハイレゾとデジタルノイキャンの片方がなくても良いという方であれば、Z3 Dual TD D6683は大変にお買い得かもしれません。
対応周波数帯(LTE)
長くなるので、今回は表はやめましょうか。
Z3: FD-LTE Band 1/3/7, TD-LTE Band 38/39/40/41
Z3+: FDD-LTE Band 1/2/3/4/5/7/8/17/20, TD-LTE Band 38/39/40/41
Z5: LTE Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/20/38/39/40/41
Z5 Premium : LTE Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/20/38/39/40/41
今回、Z5 PremiumはエクスパンシスのシングルSIMモデルのものを利用しています。バンド41が書かれていないのが気になります。
対応バンドが広いのはZ5のようですね。(Z3+は12に対応していない模様、Z5 プレミアムは41に対応してない模様)
もしも、SIMを入れ替えていろんな国を回るというような方にはZ5がいいのではないかと思われます。
カメラ
Z3 | Z3+ | Z5 | Z5 Premium | |
背面カメラ | 20.7メガピクセル | 20.7メガピクセル 4K(動画) |
23メガピクセル 4K(動画) |
23メガピクセル 4K(動画) |
前面カメラ | 2.2メガピクセル | 5.1メガピクセル | 5.1メガピクセル | 5.1メガピクセル |
あら、2015年後半はいろんなメーカーが前面カメラの改良を訴求していたんですが、そうでもないんですね。確かに、Z3+でもう500万画素あったんで良いんでしょう。個人的にカメラはカメラでミラーレスを追求していきたいので、スマホには期待してないんですね。でも、カメラを持ってない時に訪れるシャッターチャンスには、魅力的かもしれません。
ハイレゾ&デジタルノイキャン
Xperiaの旗艦モデルであるZシリーズに興味を持っているのはハイレゾ対応だからです。しかもイヤホンをつけることでデジタルノイズキャンセラー機能がついています。
でも、どのように対応させれば良いのでしょうか。
Z3 | Z3+ | Z5 | Z5 Premium | |
ハイレゾ | 別売りヘッドホン | 別売りヘッドホン | ハイレゾとノイキャンの両立 | ハイレゾとノイキャンの両立 |
デジタルノイキャン | 別売りイヤホン | 別売りイヤホン |
Z3、Z3+というのは、ハイレゾとデジタルノイキャンの両立が出来てなかったんですね。なんと、Z5シリーズになるとハイレゾとノイキャンの両立ができるようになりました。
Z3で使えるハイレゾヘッドフォン:MDR-10R、MDR-10RC
つまり、別々に購入しなければならなかったようなんですね。
MDR-NC750というのがこのZ5シリーズ専用のハイレゾ&ノイキャンイヤフォンなんですが、おいくらでしょうか。公式には11,800円(+税)とのことです。つまり、今から買おうと考えていて、かつデジタルノイキャンやハイレゾに興味があるなら、Z5シリーズを購入したほうが購入品が一つ減るということなのではないでしょうか。トータルで安いかどうかは置いておきますが。
あらー。Z5シリーズもすごく魅力的に見えてきました。
参考)
・Xperia Z3 Dual (Global)
・Xperia Z3+ Dual (Global)
・Xperia Z5 Dual(Global)
・Xperia Z5 Premium Dual (Global)
・Xperia Z3(日本)
・Xperia Z4(日本)
・Xperia Z5(日本)
・Xperia Z5 Premium(日本)
免責事項)
できる限り一次ソースを基に記事を作成しました。万全を期していますが、誤解・勘違いなどがあるかもしれません。ご利用に際しては自己責任でお願いいたします。