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ASUS ZenFone4 Selfie Pro(日本版)とZenFone3(日本版)、ZenFone Live(日本版)を比較する話

2019年1月23日

台湾で発売されたZenFone4 Selfie Proと、ZenFone3ってカメラ以外のスペックが近いな、と思いました。いつの間にやら発売されていたZenFone Liveと合わせて比較してみます。

機材は、

  • ZenFone4 Selfie Pro ZD552KLは日本版に差し替えた
  • ZenFone3は日本版(大 ZE552KL・小ZE520KL)
  • ZenFone Liveも日本版(ZB501KL)

台湾でZenFone4が発売になっているというのに、私はZenFone3を購入しました。
ZenFone3にFOMAを入れて使っている話

ディスプレイのサイズ、本体の大きさ、重さ、バッテリー容量

4 Selfie Pro 3 (大) 3 (小) Live
ディスプレイのサイズ 5.5インチ 5.5インチ 5.2インチ 5インチ
本体の大きさ(mm) 154.02 x 74.83 x 6.85 152.59 x 77.38 × 7.69 146.8 × 73.9 × 7.69 141.1 × 71.7 × 7.9
重さ(g) 145 155 144 120
容量(mAh) 3,000 3,000 2,650 2,650

大きさをみると、4 Selfie Proは、3(大)よりも少し長くて少し細いのかな。

CPU・RAM、内部ストレージ、SDカード

4 Selfie Pro 3 (大) 3 (小) Live
CPU CPU:
2.0 GHz / Octa Core / Qualcomm Snapdragon 625
GPU:
Adreno 506
CPU:
Qualcomm® Snapdragon™ 625 (オクタコアCPU)
動作周波数:2.0GHz
GPU:
Adreno 506
CPU:
Qualcomm® Snapdragon™ 625 (オクタコアCPU)
動作周波数:2.0GHz
GPU:
Adreno 506
CPU:
Qualcomm® Snapdragon™ 400 (クアッドコアCPU)
動作周波数:1.4GHz
GPU:
Adreno™ 305
RAM 4GB 4GB 3GB 2GB
内部ストレージ 64GB 64GB 32GB 16GB
マイクロSDカード最大容量 2TB 2TB 2TB 128GB

こうしてみると、Liveの性能の低さが際立ちます。その分安いのですが。

4 Selfie Proは中身は3(大)そのまんまだな、と思いました。もしも前面カメラが必要ではないならば、(日本に入ってきたときに)値段を見て、型落ちの3(大)の方が安ければこちらを買った方がお得かもしれないです。

SIMの扱い

4 Selfie Pro: nano-SIMx2
3 (大): micro-SIM& nano-SIM
3 (小): micro-SIM& nano-SIM
Live: nanoSIMスロット×2

4Selfie Proも3同様、いわゆるDSDSなのでしょうけれど、ま、この点はみなさん自己責任で。

Liveは、「SIM1/SIM2のnanoSIMカードスロットはともに、4G/3G/2G回線の接続に対応しています。ただし日本国内においては、SIMカードを2枚挿入して、4G/3G/2G回線を同時に使用することはできません」なので、いわゆるDSDSではない。ご注意あれ

対応周波数帯(LTE)

Selfie Pro: 4G: LTE Band 1/3/5/7/8/18/19/26/28/38/41
3 (大): LTE:B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B26/B28/B38/B39/B40/B41
3 (小): LTE:B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B26/B28/B38/B39/B40/B41
Live : LTE:B1/B3/B8/B18/B19/B26/B2/B41

対応周波数帯も、そうですね。Selfie Proよりも3(大)のほうがバンドが広く、とくに中国に行かれる方にはこちらのほうが便利に使えるのではないでしょうか。

カメラ

4 Selfie Pro 3 (大) 3 (小)  Live
背面カメラ 16 MP 16MP 16MP 13MP
前面カメラ 24 MP (12MP x 2) 8MP 8MP 5MP

面白いのは今回はカメラ。はやりのデュアルレンズなのですが、Selfie Proは前面カメラが二つ。ただ、この前面カメラが必要なければ、3(大)の方がお得かも。

ハイレゾ

音楽を聞くタイプの方には、重要かも。
台湾版をみる限りでは、4 Selfie Proはハイレゾ対応です。
ZenFone3は大小どちらもハイレゾ対応。

Liveはハイレゾ対応ではありません。

参考ページ&値段

おそらく台湾版・エクスパンシス版・日本版は、基本スペックが同じです。

個人的にどう思ったかというと

昨年はZenFone3の日本発売前に、ZenFone2シリーズがアウトレットコーナーで投げ売りされていました。

ZenFone4 Selfie Proはエクスパンシスで購入すると、ZenFone3の大サイズのものを日本で購入するよりも一見やすいです。ただし、エクスパンシスの場合は送料(私がエクスパンシスでXperiaを購入したときは、いずれも香港から)に、輸入消費税がかかります。多分3(大)とトントンくらいではないかと。

あとは国内に入ってくるときの値段次第ですね。もしも3(大)が型落ちで値段が下がっていれば、Selfie Proを買うよりはいいと思います。もしも箱潰れ程度の3(大)がかなり安く購入できるとすると、すごくお得かも。

次はZenFone 3のサイズの小さいもの。これは完全にカメラやサイズでしょうね。RAMが3GBと落ちますが、5.5インチが大きすぎればこちらのほうがいいかもしれません。とくに、ZenFone4シリーズは5.5インチに揃えられているので、5.2インチが欲しければこちらのほうがいいのかもしれない。

ZenFone Liveは値段の点以外ではおすすめしません。CPUが古すぎます。スマホでの動画配信中継(いわゆる生主)用なのかと思いました。香港や台湾を歩いていると、そういう感じの方が結構おられるんですよ。ただ、それにしては16GBと容量がないし。マイクロSDカードも128GBまでなのですが、これはこれで現実的なのですが。なので、もしも、スマホに3万円も出したくない、高性能のスマホをもたせたくない、という場合にはLiveはいいんですけれども。そこそこ高性能のスマホが欲しいなら、Liveは2017年に購入する機種ではないと思います。

⭐︎なお、日本のASUSが発売したもの以外は、技適が通ってない可能性があります。国内利用を前提にするならご注意を。国内利用を前提にするならば、日本のASUSが販売したものを購入しましょう。