Samsung Galaxy A5(2016)&A7(2016)とSony Z5&Z5PのデュアルSIMモデルを比較する
Z5もZ5Pもだいぶ値段がこなれてきましたね。アンバサダープログラムでZ5をお借りして以来、Z5C買おうかな、とかいやZ5のデュアルSIMモデルでしょう、とかぼうっと考えるのが大変楽しいです。
で、今回はもうちょっと値段がこなれているサムソンのA5とA7のデュアルSIMをZ5とZ5PのデュアルSIMモデルと比較してみます。サムソンのモデルの位置付けがいまいちよくわからないんですが。A5とA5(2016)とかあるんですが、一応、2016と書かれているもので比較しています。
ディスプレイのサイズ、本体の大きさ、重さ
A5(2016) | A7(2016) | Z5 | Z5 Premium | |
ディスプレイのサイズ | 5.2インチ | 5.5インチ | 5.2インチ | 5.5インチ |
本体の大きさ | 144.8 x 71 x 7.3 mm | 151.5 x 74.1 x 7.3 mm | 146 x 72 x 7.3 mm | 154.4 x 76.0 x 7.8 mm |
重さ | 155g | 172g | 156.5g | 181g |
A5(2016)ってそんなに軽くないんですけど、A7(2016)はびっくりするくらい軽いんですねえ。
バッテリー
A5(2016) | A7(2016) | Z5 | Z5 Premium | |
容量 | 2900 mAh | 3300 mAh | 2900 mAh | 3430 mAh |
どうやら、サムソンもソニーもビルトインタイプのようです。電池の持ちがよくなったのでしょうか。それとも、どれも本体そのものがそれくらいしかもたないもの、ということなのかも。
CPU・RAM、内部ストレージ、SDカード
A5(2016) | A7(2016) | Z5 | Z5 Premium | |
CPU | 1.5 GHz, 1.2 GHz / Octa Core | 1.5 GHz, 1.2 GHz / Octa Core | Qualcomm Snapdragon 810 (MSM8994) Adreno 430 GPU 64-bit Octa Core processor 2 GHz/1.5 GHz |
Qualcomm Snapdragon 810 (MSM8994) Adreno 430 GPU 64-bit Octa Core processor 2 GHz/1.5 GHz |
RAM | 2GB | 3GB | 3GB | 3GB |
内部ストレージ | 16GB | 16GB | 32GB | 32GB |
SDカード最大容量 | 128GB | 128GB | 200GB | 200GB |
サムソンはどちらものCPUは何なのか、型番も不明でした。サムソンは自前でCPUを作ってるのでしょうね。GHzをみてもちょっと非力な印象を持ちました。
RAMはA5は2GBでZ5シリーズならZ5Cと同じですね。ここも非力ですが、A7は3GBありますよ。ただし、A5もA7も内部ストレージが16GBしかないのが面倒です。
デュアルSIMの扱い
いずれも、SIMのサイズはナノSIMです。
SIM2がLTE対応になっているかどうかが問題ですが、表記がありません。表記がないということはSIM2もLTE対応なのでしょう。最近発売されたものは大抵、同時に二つのSIMを3G以上でスタンバイさせるのは無理でも、SIM2がLTEになっていない、というものは少ないですし。
対応周波数帯(LTE)
長くなるので、今回は表はやめましょうか。
A5(2016)とA7(2016)はエクスパンシスにでていたのと、Etorenにでていたのが違うので、残っているEtorenに合わせました。お買いになるときに確かめてくださいね。
A5(2016):4G: LTE Band LTE band 1(2100), 3(1800), 5(850), 7(2600), 8(900), 20(800), 40(2300)
A7(2016):4G: LTE Band 1(2100), 3(1800), 5(850), 7(2600), 8(900), 20(800), 40(2300)
Z5: 4G: LTE Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/20/38/39/40/41
Z5 Premium : 4G: LTE Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/20/38/39/40/41
大きな問題がありましたね。A5もA7も周波数帯が少ないです。対応している周波数帯だけで良いんだったら十分なのですが、いろいろあっちいったりこっっちいったりしたい人には向かないですね。
例えば、中国(TD-LTE)だけだったら、38、39、40、41とZ5シリーズと同じなので、ちょっと安いし中国用スマホにしてしまうならA5(2016)、A7(2016)は十分なのかも、と思いました。
カメラ
A5(2016) | A7(2016) | Z5 | Z5 Premium | |
背面カメラ | 13メガピクセル | 13メガピクセル | 23メガピクセル 4K(動画) |
23メガピクセル 4K(動画) |
前面カメラ | 5メガピクセル | 5メガピクセル | 5.1メガピクセル | 5.1メガピクセル |
前面カメラ=リアカメラはほぼ同じです。
サムソンってカメラも出してて、サムソンのミラーレスを持った女の子とか海外を歩いていると見かけないわけでもないんですよ。技術がありそうですけど、13Mですか・・・。・・・ZenFoneじゃん。
Z5をアンバサダープログラムでお借りしたのですけど、コンデジもういらないじゃない?と思ったんですよ。あれを使ってしまうと、あれよりもカメラが落ちるものを買う気にはなれません。
音
やはりね、Z5&Z5Pってハイレゾとノイキャンの両立ができるというのが大きいでしょ。
もちろん、別売りなんですけど。
でも、これまでのウォークマンのノイキャンイヤフォンでもノイキャンできるんですよ(ちょっと音質は落ちてた)
まとめ
音楽を聴く人なんで、せっかくならハイレゾ&ノイキャンがいい!とやっぱりZ5シリーズです。
ただし、音楽も聞かない、スマホのカメラなんか使うかよ!という方で、中国に行かれるんだったら、これ、お買い得かもしれません。とくにA5(2016)って値段もこなれてるし、TD-LTEの周波数帯はZ5シリーズと同じですよ。
2016年7月12日現在、エクスパンシスでは販売終了でしょうか。Etorenではまだ扱いがあります。
・EtorenSamsung Galaxy A5(2016) Dual A510F/DS 4G/LTE 16GB ブラック
・EtorenSamsung Galaxy A7(2016) Dual A710F/DS 4G/LTE 16GB ピンク
・Etorenxperia z5 premium
・Etoren Sony Xperia Z5 E6653 4G/LTE ブラック
・EtorenSony Xperia Z5 E6683 Dual 4G/LTE 32GB ホワイト
免責事項)
できる限り一次ソースを基に記事を作成しました。万全を期していますが、誤解・勘違いなどがあるかもしれません。ご利用に際しては自己責任でお願いいたします。