ツールを使って自分のブログを客観的に分析する話

ブログを書き始めて一ヶ月目。ちゃんと毎日一記事千字以上の記事を公開している人に向けて。自分のブログを客観的に分析する話である。数値を出して客観的に見ることができたら、打つ手が存在する。

今回紹介するものは、全て、無料ツールである。特別に何かをダウンロードしたりする必要はない。ブログに仕込む必要があるものは存在する。

その前に、私はAppenでウェブ評価、ウェブ広告評価を行なっていることを明らかにしている。そのため、この記事の中には、裏技的な何かがあるかと期待される方がおられるかもしれない。先に申し上げておくが、そのようなものは一切ない。

あくまでも、ブログアフィリエイターとしての9年以上のキャリアからのものを書く。

ブログの話を読みたい人は下のリンクは飛ばして欲しい。ただし、Appen??と思われた方用にこちら↓に書いている。

まず、Googleでインデックスされているか確認する

新しいブログを始めてPVを上げていくことを目指すときには、何はともあれ、Googleでインデックスされているか確認したほうがいい。

毎日一記事を公開しても、月間100PVしかない…というような場合には、インデックスされているか見て、インデックスされていないならば、インデックスされるための対処が必要だ。

インデックスされていなければ、Google経由で人が読んでくれるわけがない

インデックスというのは、検索サイトに捕捉されて検索から出てくるかという話である。いくらクローラー(Googleが巡回させているbot)に捕捉されていても、検索結果に出てこなければ、検索エンジン経由で人が読んでくれるわけがない。

インデックスされているか確認する方法は、Googleで site:xxx とやると出てくる。

このサイトのインデックスをお見せしよう。2021年11月5日の結果だ。

このサイトの場合は、144件である。記事は122記事ある。

22件分は、昔の記事がそのまま残っていたり、カテゴリーページがインデックスされているからであろう。

毎日一記事の公開は効く

実はこの記事を書いている2021年12月21日だと、170件のインデックスになっていた。

1ヶ月ちょっとですごく増えたのだが、その理由は明らかで、このアフィリエイト入門シリーズを毎日一投稿し始めたからだと考えている。

その割には、このシリーズはインデックスされていなさそうなのだが…

毎日一記事を公開する効果というのは、Googleにすでに知られているサイトをリブートさせるときでも有効だと考えている。このドメインはアクティブですよ、と知らせるのだ。

このWordPressでアフィリエイトはSEOメイン(=検索エンジンから人を呼び込む)なのだが、記事はかなりの率でGoogleにインデックスされていると言える。

新規はやっぱり厳しい

さて、もう一つお見せしよう。これが私の新規はてなブログである。

この記事は9記事入っているが、5件しかインデックスされていない。

はてなでも新規はそうか…と思った。

インデックスされていない場合

数年前はフィッチでクローラーが来ていたのだが、今はそう言うわけではないようなので、SNSから引っ張るようにするべきだろう。フィッチとかクローラーとかわけのわからない単語だろうが、今は効果がほぼないだろうから、気にする必要はない。

無料ブログでは、はてなが結構おすすめなのは、この「お題」で、はてな内部での巡回が期待できることだ。

もちろん、はてなの人が高齢化しているので、微妙ではあるのだが。お題記事は今でも結構効く。

無料ブログサービス内部の巡回があったり、SNSから引っ張ってこれるようにすると、Googleも検索結果に上げてくることが期待できる。

SNSについては、別の記事に書く。

Google アナリティクス、Googleサーチコンソールを入れていますか?

月間PVが1000から1万くらいになり始めた人は、ツールを使うのがよい。

作り始めたばかりの人は、サーチコンソールは必須だと思う。

Googleアナリティクスは、アクセス解析ツール

スクショを一つあげよう。

iPhone圧勝ですね。というのがわかる。これがアナリティクスで見ることができるものの一つである。

他にも直帰率や滞在時間、平均ページビューなど、読んでくれた人の行動を見て自分のサイトの満足度を推し量ることのできる数値も出せる。

ただ、WordPressサイトならば、JetPackがあるし、各無料ブログでもアクセス解析ツールがある。ただPVと読まれた記事だけを確認するなら、それぞれのアクセス解析ツールで十分だが、アナリティクスの方がいろんなデータを数字で出してくれる。

アナリティクスを入れる目安は月間1万PV以上からだろうか。

月間1000PVも行かないようなサイトはそれ以前の問題を抱えている。分析するに値しない記事数しかないとか。そもそも、月間1000PVくらいのサイトでは滞在時間にせよ、PVにせよ自分のスマホでモバイル回線で確認しているだけですぐに狂ってしまう。他にブログやサイトを構築して月間10万PV、20万PVとあげたことのない人が、その程度のPVしか出していない状態でアナリティクスを入れて数字だけを相手にすると、おかしな方向に走ることもありそうだ。そんな時間があったら、記事を書いていく方が何倍も良い。

参考までに、各サービスのアクセス解析ツールを出しておく。

JetPackはかつてこのブログ用にスクショしたものがあるので、そのまま出す。

PV・読まれた記事・リファラルなど、毎日確認するなら、ダッシュボードから見られるこっちで十分だ。

これがFC2のアクセス解析だ。

回線には私の回線もカウントされ、別ブラウザで確認し、スマホでもwi-fiを切っているにも関わらず、Windowsになっている。

スマホはiPhone。PCはMac。FC2のアクセス解析はあまり正確ではないような気がする。アナリティクスを使うなら、月間PVが1000以下なら、アクセス数と、読まれている記事だけを確認するようにすること。

今は検索エンジンはGoogle一強で、アナリティクスではキーワードが必ずしもわかるわけではない。

なので、Googleの検索エンジンでどう検索されたのかをみたいなら、Googleの分析ができるようにすると良い。それが、サーチコンソールだ。

Google サーチコンソールは、検索エンジンからどう見えるかを分析する

検索キーワードの把握、順位、クリック率などを見るのがサーチコンソールだ。スクショを出しておく。

クエリで検索ワードが見える。

このサイトみたいに「ウェブの底からこんにちは」というものだと、JetPackだけでも十分だと思う。

ただし、作り始めたばかりの人には入れておくことを強くお勧めする。

キーワードも見えるし、WEBサイト自体に、Google的に問題ないがないかも分析してくれるから。

かつてはインデックスされていない場合には、サーチコンソールからフィッチでクローラーが来て欲しいというリクエストをしたら通っていたのだが、最近はそうでもないという話だ。

アナリティクスとサーチコンソールは連携できるので、どちらか片方しか入れていない場合には連携すると良い。

向こうでガイドしてくれる。(Googleのアカウントは必須)

サーチコンソールで各記事のキーワードを確かめる方法

「検索パフォーマンス」からフィルターに具体的なページを入れる。

これを使って具体的なページ一つずつについて検索キーワードを確認することができる。

上の赤わくの「ページ」部分をクリックすると、ページ入力部分が出てくる。

これで新規の「フィルター」を追加できると言うわけだ。

ヒートマップ

具体的に自分のブログ記事のどこが読まれているのかを見るためには、ヒートマップがある。ただし、月間1000PV以下の作ったばかりのブログでは大したデータは取れないと思う。月間1万PV以上になるとそこそこ使える。

私は、月間30万PVまでなら無料で使えるUserHeatを使っている。スマホでの解析もできるので、見てみると良い。

ただ、無料版では下の方までは見られないし、月間30万PVを越えると有料にしなければならないので要注意だ。

https://userheat.com

今回のまとめ

今回は、作り始めたブログが月間1000PVくらいの人は、インデックスを確認すること。話はそこからだ。

1万PVくらいの人には、サーチコンソール、ヒートマップの活用をして、自分のブログを少し客観的に見ることをお勧めする。

そして、今回の記事同様にアナリティクスを使って、自分の読者が誰かを見極める記事も書いた。読者を称する妙な人で消耗しかけたら、こちらをどうぞ。