10年間WordPressを触っている私が使う、プラグインについての話(2022年版)

2011年、震災の年からWordPressサイトを構築している。アフィリエイトを始めたのは2012年。ずいぶん、いろいろなテーマ、プラグインを使ってきた。

プラグインは、どのようなサイト構築をデザインするのか、どんなテーマを使うのかにもよって本当に変わる。2013年くらいから使い続けているプラグインもある。UIが多少変わっていることもあるが、全く同じプラグインを使い続けている場合は、ずっと信頼して使えているものでもある。

ただ、最近ではあまりプラグインを使わなくなってきたのだが、それはプラグインがエラーを起こす犯人になりがちな理由である。

エッセンシャル版、すなわちセキュリティ周り

どんなサイト、どんなテーマを使うかによってプラグインは変わってくる。しかしながら、セキュリティ周りは変わらない。WordPressサイトを立ち上げるときに必ず入れるのがこれと言って良い。

Really Simple SSL

SSL化するが、どうもうまく動いていないようなことがあるので、これで解決。

Edit Author Slug

Edit Author Slugで、ログイン名を隠してセキュリティレベルを上げることにしている。

Jetpack&&Akismet Anti-Spam

Jetpackの解析を入れて、ダッシュボードから簡潔にサイト統計情報を確認する。

Jetpackのために、WordPress.comのアカウントを取得し、Akismet(コメントスパム対策)を別に契約(0ドルで可能)するのだが、一番役に立つのは、実はサイトダウン通知だ。

Limit Login Attempts

何回ログインを試みたら、そのIPアドレスを一時ロックするかというもの。間違いすぎると自分もロックされるので要注意だが、ログイン画面の保護にこれは必須だ。

近年私が使うサーバー(エックスサーバー、wpX、スターサーバー)は、デフォルトで日本以外からのログイン画面へのアクセスを禁じてくれる。なので、このプラグインはそこまで重要ではないかもしれない。しかしながらVPNを使って海外にいて、日本国内からのログインを試みた場合には無力である。

実際に私自身が、サイトをいじりながら海外放浪をしていた時期があるので、VPNを使って日本国内からの接続に見せかけてログインしていた。そのため、VPNを使われればサーバー側の設定が無力なことをよく知っている。

Web-Ban

Limit Login Attemptsは補足してロックするのだが、永久ではない。なので、Web-Banで永久追放をする。

写真をどう扱うかによってプラグインが変わる。

例えば、このサイトでは画像はスクショがメインである。そもそもが軽い。

スクショ→個人情報を塗りつぶす→サイドスクショ→サイズ変更して記事入れ

という手順を取るだけなので、大して気にする必要なく、ブロックでアップしていっている。

ところが、このあまりやる気のないサイトからは、想像つかないかもしれないが、写真をかなり入れるタイプのサイトも持っている。

そうすると、いくつかいろいろ検討したが、Flickrが便利である。有料で使っている。

Photection

右クリックを禁止してくれる。

これは、内部においている場合のみならず、外部においている写真にも働くので、内部・外部問わず、そこそこ写真が重要なサイトには入れると良い。

1) Flickrに置いてFlickr Pressで引っ張る

よく読んでいただいている記事の一つである。

今の所、単純に「自分がFlickerに入れた写真を、WordPressサイトに入れる」という目的では、このプラグインが一番使い勝手が良いように思う。他人の撮影した写真を入れるというプラグインもあるのだが。

ところが、開発が止まっているのだろうか。ブロックエディターではこのプラグインはうまく動かない。

なので、FlickrPressを最大限に活用するなら、クラシックエディターで使うことになる。

特に、Classic Editorというプラグインは入れていないが、出てくるからそれで対応して、写真を入れたら、ブロック化することはよくある。

2) 写真を全てサイトに置く場合

写真を全てサイト内部に置くこともあると思う。このサイトがそうなのであるが。その場合は、サーバー移転が大変なので気をつけられたし。

Image Watermark

ソフトその他で外せるけれど、そこそこ手間がかかる。そのため、Watermark(=水滴。写真に自分のロゴなどを入れる)は入れておいて良い。一番使い勝手が良かった。

Smush

写真のサイズを小さくしてくれるプラグインである。

Enable Media Replace

画像に直リンクを貼られたりした場合、画像を💩にするというようなと言う話が何年かに一度回ってきていたのだが、このプラグインを使えば、画像アドレスはそのままで、画像のみを入れ替えられるのでそういうことができる。

Amazon・楽天などのアフィリエイトコードプラグイン

なんだかんだ言いつつ、かなりの部分を占めるのが、Amazonや楽天のアフィリエイトである。

アドセンス以上にチリツモ。アフィリエイトそのものがチリツモだし。

WPアソシエイトポストなど

Amazon・楽天・ヤフーショッピングならば、WP アソシエイトポストが使いやすいと思う。投稿画面から引っ張れるから。

注意が必要なのは、今のところ、クラシックエディターのプラグインなしでは、クラシックモードでは引っ張れない。ブロックエディターでは引っ張ることができる。そこは注意されたし。

ショートコードで広告管理

ショートコードで広告リンクの一元管理ができるととても楽だ。

ブログのデザイン・運用を支援するプラグイン

Classic Widgets

WordPress5.8からのブロックウィジェットが使いにくい。今は過渡期なのだろう。

従来型のウィジェットを採用しているテーマもあるが、そういうテーマではない場合には、Classic Widgetsを入れている。

Redirection

必須とまではいかない。Redirectをかけるものだ。

長くやっていると1000字でいっぱいいっぱいだったものが3000字くらいは書けるようになってくる。

そうすると、分割して書いていた3記事(合計3000字)が結局1つの記事(2000字)にした方が読者にとって読みやすいのではないか、などと思いついてくる。本当に便利かは読者の判断に任せる必要があるのだが、アクセスを稼がなくなった記事を改修するときには、これは視点の一つになる。そうすると、403リダイレクトをかけていく。Redirectionは403リダイレクトをかけてくれるプラグインである。

Search Regex

古い記事をまとめていくときにRedirectionを使うが、Sarch Regexも使えるプラグインだ。併せて使っている。

かつて必要と言われていたが、今はいらないのでは?と思われるプラグイン

まずはSEOプラグイン

YoastとかAll in One SEO Packとか。

あのプラグインは、キーワードとか、リダイレクトとか、メタディスクリプションとかだった。

メタディスクリプションの設定ができるテーマなどもあるし、必要だろうか…と思っている。私は使わない。

Classic Editor

そのほかには、Classic Editor。クラシックモードにするプラグインだったが、2022年的にはいらないと思う。

Contact Form 7(など)

いわゆるお問い合わせフォームはGoogle フォームで良くない?

関連記事を表示させるプラグインだが、手動で導線を作ってやる方が反応が良い。