ASUS ZenFone 3 ZE520KL の台湾版・Expansys版・Etoren版・日本版を比較する話
ASUSのZenFone 3 ZE520KLです。5.2インチの小さい方です。
私はZenFone3を購入しました。
・ZenFone3にFOMAを入れて使っている話
もう一つZenFone3 Deluxeも日本で出るのですが、それについてはこちらに。
・ASUS ZenFone 3 Deluxeの台湾版と日本版を比較する話
ASUSは各国でスペックをいじってくる傾向にあるので、ちょっと比較してみましょう。
ディスプレイのサイズ、本体の大きさ、重さ
台湾 | エクスパンシス | Etoren | 日本 | |
ディスプレイのサイズ | 5.2インチ | 5.2インチ | 5.2インチ | 5.2インチ |
本体の大きさ(mm) | 146.87 x 73.98 x 7.69 | ? | 146.89 x 73.98 x 7.69 | 約146.8 × 約73.9 × 約7.69 |
重さ(g) | 144 | 144 | 144 | 約144 |
容量(mAh) | 2650 | 2650 | 2650 | 2650 |
エクスパンシスで本体の大きさが見つからなかったんですが、変わらないでしょう。
CPU・RAM、内部ストレージ、SDカード
台湾 | エクスパンシス | Etoren | 日本 | |
CPU | CPU: 64位元 高通® 八核心處理器Snapdragon™ 625 @2.0Ghz GPU: Adreno™ 506 |
CPU: 2.0 GHz / クアッドコア / Qualcomm Snapdragon 625 MSM8953 GPU: Adreno 506 |
Qualcomm MSM8953 Snapdragon 625 | CPU: Qualcomm® Snapdragon™ 625 (オクタコアCPU) 動作周波数:2.0GHz GPU: Adreno 506 |
RAM | 3/4GB | 3GB | 3GB | 3GB |
内部ストレージ | 32/64GB | 32GB | 32GB | 32GB |
SDカード最大容量 | 2TB | 200GB | 200GB | 2TB |
台湾版は、この小さい5.2インチのものに、RAM3GBの内部ストレージ32GBのものと、RAM4GBの内部ストレージ64GBのものがあります。
マイクロSDカードの最大容量が2TB・・・
SIMの扱い
台湾 | エクスパンシス | Etoren | 日本 | |
SIM2がマイクロSDカードと共用 | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ |
SIM1はMicroSIM | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ |
SIM2はNanoSIM | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ |
4G/3G、3G/4G、3G/3G同時待ち受け | ⚪︎ | ⚪︎ | ? | ⚪︎ |
ハイブリッドデュアルSIMスロット=SIM2がマイクロSDカードと共用になっています。
台湾は、
雙SIM卡插槽皆支援3G WCDMA/ 4G LTE,同一時間僅提供3G WCDMA或 4G LTE 的服務
どちらのSIMカードとも3G WCDMA/ 4G LTEに対応します。同時に3G WCDMAあるいは4G LTEに接続できるのは一つだけです
エクスパンシスは、
Both SIM card slots support 3G WCDMA/4G LTE network band. But only one micro SIM card can connect to 3G WCDMA/4G LTE service at a time.
どちらのSIMカードとも3G WCDMA/ 4G LTEに対応します。しかし一つのmicro SIMカードしか 3G WCDMA/4G LTEには接続できません
おそらく、このエクスパンシスのmicro SIMというのは誤訳なのではないかと思われます。
4G/3G、3G/3G、3G/4Gの同時待ち受けはできるけれど、「同時に」データ通信・通話はできないということのようですね。
日本でどのように表記されているかというと、
● デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)(※1)に対応し、SIMカードをその都度切り替えることなく、2つの番号から同時に通話やSMSの待ち受けが可能。ビジネスとプライベートの2つの電話番号をひとつの端末で使用することができます。また、通信高速化技術「キャリアアグリゲーション」(※ 2)対応により、高速で快適な通信が可能です。
※1 SIM1/SIM2両方のSIMカードスロットにSIMカードを挿入し、片方のSIMカードを使用して通話している 場合、もう片方のSIMカードでのデータ通信は停止します。またnanoSIMカードとmicroSDカードを 同時に使用することはできません。
※2 対応エリアでのみ使用可能。対応エリア外では、通常のLTEでの通信となります。
対応周波数帯(LTE)
台湾: 4G: LTE Band 1/2/3/5/7/8/18/19/26/28/38/39/40/41
エクスパンシス: 4G: LTE Band 1/2/3/5/7/8/18/19/26/28/38/39/40/41
Etoren: LTE band 1(2100), 2(1900), 3(1800), 5(850), 7(2600), 8(900), 18(800), 19(800), 26(850), 28(700), 38(2600), 39(1900), 40(2300), 41(2500)
日本:4G:LTE:B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B26/B28/B38/B39/B40/B41
同じですね。
カメラ
台湾 | エクスパンシス | Etoren | 日本 | |
背面カメラ | 16MP | 16MP | 16MP | 16MP |
前面カメラ | 8MP | 8MP | 8MP | 8MP |
ここも変わりません。
実はなかなかのスペック
台湾版日本版ともにハイレゾ対応です。おそらくエクスパンシス・Etorenもでしょう。
やるなあ。
そして指紋センサーつきなので画面のロックを指紋ですることも可能です。
気になるお値段
台湾では、3GB/32GBのものはNT$7,990 1元=3円とすると23,970円。1元=3.5円とすると27,965円
4GB/64GBのものはNT$9,490 1元=3円とすると28,470円。1元=3.5円とすると33,215円
>>ASUSU 台湾 ZenFone 3 (ZE520KL)
Etorenでは3GB/32GBで、299ドル。輸入消費税は入っていて、送料は22.48ドルなので、合計321.48ドル。1ドル=101円として、32,470円。
>>Etoren Asus Zenfone 3 ZE520KL 4G 32GB Black(3GB Ram)
さて。日本版のお値段は。42,984円。え・・・この値段は税込みですよね?で送料は?
ZenFone 3シリーズ。
3GB/32GBのものは、桃園空港の免税店の箱に技適表示があるものがありました。本当に表示されているかの確認ができていないのですが。
MVNOでも、ZE550KLとSIMのセットの扱いが始まりましたね!
>>BIGLOBEスマホ