趣味ブログ・SNSでアフィリエイトをするなら、情報商材より先に本を何冊か読む方をオススメする話

イブリンは、震災の年からブログを始め、翌年アフィリエイトに本格的に取り組んだ。参考にしたのはオレンジスカイさんや藍玉さんのサイトだった。(すでにどちらもアフィリエイトから別の方向に向かわれている)

2014年に一つ情報商材を買った。次の情報商材を買ったのは2021年だ。

2016年ごろから、アフィリエイトブログを書くときに参考にするために本を買いはじめた。

情報商材も、本も買っている私が、2022年でも役にたつかなあと思う本を上げておく。

情報商材は安くても2万円を超えるが、ここに挙げた本を全部新品で買っても3万円もしない。

また、ブログを始めネットビジネスは少ない資本で始められるのが魅力なのだ。2万円もあれば「ドメイン+12ヶ月分のサーバー代+一冊の本」が払える。

それを情報商材につっこんでしまうというだけで、ビジネスセンスとネットリテラシーが危ういかな?というのがイブリンの感想だ。

情報商材・塾よりも、書籍を買った方が良いと思う

私自身、2021年に買ってそれなりに満足している情報商材(新しい商材)も存在するが、2014年に買って大変不満を持った情報商材(これ自体は大変評判の良い老舗情報商材だ)も存在する。

情報商材のすべてが悪いわけではない。しかし、2.5万円支払って大いに不満を持ったりと、コストパフォーマンスという点には大変難がある。書かれた情報本体よりも、その後のサービスに価値があるようなものと思えるような商材ならいいのだろうか?

情報商材アフィリエイターは、無料だと時間がかかるという言い方をするのだが、2014年に買った情報商材は、改定前ではスパムサイト・トレンドサイトを作ることを推奨していたようなものだ。それこそ、時間の無駄。

ただ、ゼロからスタートするよりは何かある方が良いのは事実だ。

私は情報商材・塾よりも書籍を買った方が良いと思う。Kindleのみというものもあるが、あんまりオススメしない。

プロの編集者が入った書籍の方が、情報がまともかなと思う。

私は藍玉さんの本を買っていた。これそのものはもう古いのでオススメしない。

アフィリエイト業界全体というよりも情報商材業界にいる人の言うことは金銭感覚がズレやすいので、違和感を感じたら逃げるのをオススメする。私が相手にしたい人は、普通の人よりちょっとリテラシー高めの人だ。結婚して子どももいる人、結婚したけれど子どもはいないし予定もない人、結婚するつもりのない人、いろいろおられるけど、「一緒にいて気持が良い人」に、「これ良かった!」と伝えたい。お客さんの金銭感覚とズレてはいけないと思う。

以下、ごく最近見かけたことを書くが、どう思われるだろうか。

事例1) 3.5万円が主婦価格!?

3万円強の情報商材のことを情報商材アフィリエイターさんがSNSでアフィリエイトリンクとともに「この価格は主婦価格!」と書いている。

どう感じられただろうか。

同意!ならこのページ閉じて欲しい。イブリンとは相容れないから。

私は、この人は情報教材を買いすぎて感覚が麻痺した人だと思った。多分「主婦価格」は桁が一つ違うと思う。

ただの感想だ。

私はこういう方とはお近づきになりたくないという嫌悪感をこの商材・このアフィリエイター・販売者に抱いてしまった。実は興味があって買おうかな?と思っていたのだが、これだけで無理。

事例2)2万円の情報商材、10万円の塾を売っている人が「学ぶところが一つでもあれば良いという考え」!?

とある情報商材屋さんがメルマガで「学ぶところが一つでもあれば良いという考え」と書いている。

どう思われただろうか。

学ぶところが一つでもあれば良いという点には、私も同感である。大抵どんな情報商材でも反面教師などで一つは学ぶところがある。

追加情報をあげよう。

この方は情報教材アフィリエイターというよりも、情報商材販売者の方だ。そのメインで売っている商品は教材というよりも塾的な?10万円コースだ。中には2万円の、テキストのみという商材もあったと思う。ただし、イブリンは買ったことはないので、どちらもその品質については何も言えない。ただ、私が長年のアフィリエイターなので、垣間見えるものはある。

私はその方のメルマガから別の人のメルマガに誘導されることが何度かある。おそらくそこは無料な訳はないだろうから、胸を張ってこの人のお客さんだと言える。ただし、その誘導先がお弟子さんのときは、教えていることが垣間見えて、この情報商材屋は悪質だ!とまでは言わない。ただし、誘導先のお友達のような場合は中には「権利ビジネス()」にはまっていく人がおられたりと、あまり質が良くないので、この人とお弟子さんとおともだちはまるごと要注意枠に入れていた。いわゆる、ヲチである。

権利ビジネスというのは、大抵マルチなので要注意だ。マルチ商法なら全てが悪と決めつけるわけにはいかないのは、情報商材なら全てが悪ではないということに似ている。

追加情報(というか文脈で)まで聞くとどう感じられただろうか。

この人素敵!ならイブリンとは相性が悪いから、ページを閉じて。

あんたがそれを言っちゃおしまいよ、というのが私の端的な感想である。

イブリンは、この方もお弟子さんもお仲間も信用しないことにして、お仲間は解除、お弟子さんも一人を除いて解除した。反面教師含めてこの方のメルマガの中には10本に1本くらい学ぶところがあるので、生ぬるく観察しつつ、まさしく学ぶところが一つでもあれば良いという考えで解除していない

無料メルマガならまだしも、2万円の情報商材を買って、10万円のアフィリエイト塾を買って、学ぶところが(反面教師含め)1つでもあったら良いと言われたら、私は本当に困ってしまう。

本を買って読み込んで、メルカリに出す方がコストパフォーマンスが良い

3000円もしない本を一冊買って読み込んで、メルカリに出した方がはるかにコストパフォーマンスが良い。読みながら必要なところをノートにメモっていくのもおすすめだ。(そのメモを外に出すのはよろしくないだろう。読書アカウントを作って、内容を要約してAmazonリンクを貼って儲けよう!という動画があったけれど、ビジネス本だとそのあたりは著作権が…と思った)

アフィリエイト本・SEO本には賞味期限がある。執筆から出版までのタイムラグもある。それは情報商材もそうなのだが。

全てが全て永遠に使える情報というわけでもない。Amazonには、Kindle Unlimitedといって電子書籍読み放題プランがあるのだが、アフィリエイト本は結構そこに出ている。大抵30日間お試しキャンペーンをしている。その間だけでもいいので、Kindle Unlimitedに入って、がっつり読んでみるのもおすすめだ。情報商材を買うよりもコストパフォーマンスが良いのではないかと思う。

>>Kindle Unlimited

サイト設計関連

「プラス月5万円で暮らしを楽にする超かんたんアフィリエイト」鈴木利典著

身も蓋もないタイトルだ。

月に1万円でも2万円でも稼いでいる人に向くように思う。「超かんたんアフィリエイト」というのは、多少言い過ぎのような気もする。こつこつと積み上げていきましょう、という本だ。その部分は2022年でも通じるかなとは思う。

ただ、2016年と2022年の難易度は異なる。

>>プラス月5万円で暮らしを楽にする超かんたんアフィリエイト

Kindle Unlimitedでも読める。

>>Kindle Unlimited

実はこの本を読んでむしろ私がひらめいたのは「ウェブ解析士の資格」ということだ。解析の部分にふむふむと思った。

「ミニサイトをつくって儲ける法 ほったらかしでも月10万円!」和田亜希子著

かなりいやらしいタイトルだが、著者がタイトルをつけるわけではないのかもしれない。最終的に責任を負うのは著者になってしまうだろうけれど。

中身はかなり堅実である。

・なんちゃって企画書
・サイト構成のメモ
・ミニサイト作り実況中継

というのが参考になった。

特にサイト構成のメモは、どんな趣味ブログにするのかを考えるときに使えると思う。

いわゆる「ペラサイト」が流行したことがあるが、ミニサイトとは充実した「ペラサイト」かなとは思う。

副題で「ほったらかしで月10万円」とあるが、それは著者の「ビアガーデン」だろうか。これは毎年のメンテナンスが必要で、ほったらかすわけにはいかない。

また、稼ぐところが書かれていないので、この副題からは手落ち感があるのは否めない。

儲けるためには、「作ったよ→広告を貼る→儲かる」という3ステップが必要なのだが、月に10万円を稼ぐためには相当な数が必要だ。

和田さんもかなりの数のミニサイトをおつくりになっている。このメンテナンスコストは相当なものだと思う。

新規ドメインは今は厳しいので、同じドメインの下のサブディレクトリに作っていくのがベターなテクニックかなと提案しておく。

ただ、同じブログの中で、カテゴリー毎に完成させていく方が2022年の私は好みだ。

「情報サイトでオーソリティーを目指そう!: 10年先も生き残る安定志向のサイト構築論」a-ki著

Kindle本。自己出版ものなので、情報商材に近いが、Kindle Unlimitedなら無料で読める。それこそお手軽な主婦価格だろうと思う。

オーソリティーを目指そうという方向は2023年にも通じると思う。私が唯一無二のサイトを作ろうと書いているのだが、それはこの本があってこそだ。

そういう本なので、テクニカルな具体的なものを求めていた人は「抽象的でわかりにくい」と言うだろうし、概念を求めていた人は「具体的でわかりやすい」というと思う。

ただし、ほったらかしは無理だ、メンテナンスは必要だと私は付け加えたい。

>>Kindle Unlimited

解析

ウェブ解析士認定試験公式テキスト

上の鈴木さんの本でウェブ解析士というものを知った。2018年版を私は持っている。

ウェブ解析士として稼働するつもりがないなら資格を取る必要はない。資格を取ってもどこまで稼げるものかも知らない。国家資格でもなんでもなく、私的団体の資格だし。

私は自分のブログの解析について学びたくて、学んだ。解析の情報についてしっかり網羅されている本だと私は思う。

2022年1月現在、2021年版が一番新しいようだ。思い立ったら吉日で、今売っている最新版を買えば良いと思う。

>>ウェブ解析士認定試験公式テキスト

SEO

「確実な収入のための1日1万SEO」櫻井麻衣子著

SEOについて、私はほとんど無知といって良いほどだ。
・Meta Discriptionを書く(ものによっては書かない)
・SNSに流す(ものによっては流さない)
・内部リンクをはる

というオーソドックスなものだ。最低限のことだし、もはやSEOもクソもない。何かもう少しできないかな、と思い、買ってみました。「上位表示だけじゃない」というのが琴線に触れました。

中身としては、そんな私から見ても正直「目新しい」ものはなかった。

ただ、買って良かったな、と思うのです。というのも、ネット上に落ちている情報はばらばらだから。
もう少し「何か」工夫ができないかな、と思っているときに検索していると時間がかかります。この本が一冊あれば、パラパラめくって「これまだしてないな」「これ、もうちょっと増やしてみようかな」「これはこのサイトには必要ではないな」と判断することができる。

結局、買って良かったかな、と思ったが、早々にメルカリに放流したのである。

>>確実な収入のための1日1万SEO

マーケティング本

「ネットで「女性」に売る 数字を上げる文章とデザインの基本原則 」谷本理恵子著

プリンセスマーケティングと言えばこの人。もともとアフィリエイター出身だそうだが、この本はアフィリエイト本ではなくて、むしろネットショップ向けである。

要するに「自分の商品を買う客と対話をしろ」という話だ。

私は男性・女性と切り分けてもどうしようもないと思うのだが、自分自身の購買パターンが言語化されていて面白い。

具体的に言えば、キモい化粧品広告を作っても買います?買わない。

でも、毛穴とか。目の下ブヨブヨとか、キモすぎて買われないよね…という広告が多すぎるのだが、ずーっと存在されているということは買われるの…?北のナントカとか自分のサイトに広告が表示されるだけでも嫌なんですが。

と思ってたわけだ。少なくとも、品位として、自分がキモいと思うものは作りたくないなあと私は思う。(それを貫けるのがネットの良いところでもある)

>>ネットで「女性」に売る 数字を上げる文章とデザインの基本原則 

この谷本さんのシリーズはかなり読んだ。おすすめできる。

SNS関連

「パソコンも持ってなかった私がTwitterで年商1億円稼ぐ理由。」あいめこ著

「あいめこ」さんは、アダルトサイトを公開される少し前からフォローしていて、駆け上がっていくところを生で見ていた。泥臭くもがきながら駆け上がっていくのが爽快で面白いアカウントだ。あと、スピード感。生きているスピードが違う。

SNSアフィリエイトをしたいならば、塾・情報商材を買うよりも先にこちらを買うことをお勧めする

ただし、私にとっては、泥臭さこそがあいめこ さんの魅力だと感じる。その泥臭さの昇華の先にこの本があるのだろう。でも、本よりもアカウントの方が面白いし、スピード感を味わえる。

SNSアフィリエイトのみならず、モニター目的のブログにも役に立つ。特に、態度のところ。リアルで会ったときに気まずくならない関係というところが本当に大切だ。

なんといっても税込定価1540円。これが主婦価格というものだ。何かのバックエンド目的かといえば、後半に出てくる人たちかもしれない。後半に出てくる交友関係紹介はまるっと無視していい。

「今困っているのはどんな人だろうと考える」「お金のあるところから仕事をもらう」というところがイブリンには刺さった。

以下は、実際に身銭を切って買った個人の感想文だ。

  • 文の書き方に大変困惑した。「〇〇と思います」で良いところを、「〇〇と思っています」という文があまりに多く、ひっかかった。「思います」はただの感想で、他の人の意見を拒絶するものではない。だが、「思っています」は感想の押し付けと、ピシャッと対話のキャッチボールを拒絶するように感じる。これに対しては「それってあなたの感想ですよね」もしくは「そうですか」以外に返しようがない。この書き方に何か意図があるのだろうか。それとも方言(年代・地域)なのだろうか。困惑している。これは著者は読者よりも立場が上であるという示威行為だと、私は思っています。(この書き方だとおしっこ漏らしそうでしょ?)
  • そして実際問題として、あいめこさんの紹介されるものの多くは、イブリンが買いたい・体験したいサービスではない方が多いということは書いておかねばならない。あいめこさんがバズらせるツイートは盛りすぎ煽りすぎだと感じることが少なくない。「シャブハンドクリーム」で、ロクシタンが大変気の毒だとドン引きした記憶があまりに強烈すぎる。普段からロクシタンを使うので。また、あいめこさんの会社でSNS代行をされている商品の中に「その商品名が惹起させる訴求でトクホもとってないのは大丈夫?(そもそも、私の歯科の主治医が摂取しないことを推奨する商品群)」とか、あいめこさんが商品開発に携わっておられる商品で、PMDDマターは婦人科と精神科の領域だろうに、大丈夫?と思うものがある。
  • ただし、まさしく「時代と寝る女」で、ニーズを素早く切り取るのが本当に上手い方だ。学ぶところが大変多い。

「平均4.2カ月で1万フォロワーを実現する プロ目線のインスタ運用法」石川侑輝著

私はかなりインスタグラムを使ってきたと思うけれど、そもそも保存したことなかったなーと思う。多分私が古いんだと思う。

  • あいめこ本よりもテクニカルだと思う
  • 執筆時点の「アルゴリズム」の話なので、テクニカルな部分は将来的には使えるかわからない
  • しかし、考え方としては使えるだろうと期待している
  • これ、うまくやるとTikTokにも応用できないだろうかと期待しているのだが

その他

比較的お勧めするのが、SEO会社さんの無料セミナーだ。

例えばアフィリエイトフレンズを経由して、FaberさんのSEOセミナーも受けた。こっちは、サービスの営業の一環でもある。ミエルカなどは個人ブログには過剰だと思うのでそこは要注意。月に100万円稼げるようになったら話は変わるかもしれない。

他にはサイバーエージェントの木村さんのSEOセミナーも受けた。こっちは知識を社会に還元するという感じだ。サイバーエージェントのサービスの売り込みはなかった。オンラインではなさらないだろうから、機会があればオススメしたい。

https://ameblo.jp/ca-seo/